内河二郎太郎やすとう請文

(端裏書)「□河二郎太郎のうけふミ 十一月十二日」

  申うくる御てらの受入の御ようとうの事、
   合、本二貫六百文者、
□、件の御ようとうハ、三十日を一月として、百文へちに
□□つゝのりふんおくハへ候て、らい八月のうち
に、けたいなく、ハきまへまいらせ候へく候、御しち
□□あさな四郎大郎年卅六のをとこおいれ
□□□、もしらい八月をすき候て、ミん十
□□□もかゝりまいらせ候ハヽ、かのしちおなかしまいらせ候
□□□、もしかのしちしまうてうまうして候ハヽ、
十貫文の御ようとうをハきまへまいらせ候へく候、もし
□しかくちけたい候て、いかなるくゑもんせいけの
□□□へまかり□て候とも、かのしようもんをかり
□□□して、しやうてんとかうして、からめとられまいせ候
へ□□、□んてのちのしようもんのため、しやうくんた
のことし、とりぬし下かわへ(下河辺)のミし やう下かた(下方)
御りやうあかいわうちかわ(赤岩内河)のまへたいの
ちう人二郎大郎やすとう(花押)
    慶長〔応長〕元年十一月十二日

内河二郎太郎やすとう請文(詳細)

金文番号
5275
和暦年月日
慶(応カ)長元年11月12日
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
27.7 * 33.5
紙数
1紙
差出
(花押)
紙背
なし
整理番号
0027
最終更新日
2015-08-13