平某利銭借券

申うくる御ようとうの事、
 合二貫文者、
件の御ようとうハ、三十日を八月□□〔とし〕
百文ニ五文つゝのりふんをそへ□〔て〕 、
十月中に本こともにさた仕候□□□〔へく候〕
もしやくそくの月を一日す□□〔き候〕
はゝ、相模国上吉沢のうち長□
きやうふん、五郎太郎入道か□□
のうち四郎三郎か作麦三□□□〔反なら〕
ひに、をはたけ一反を、一ねん二作□□
まいらせ侯へく候、仍為後日状□□ 〔如件〕、
 文保貳年五月四日    平□□

平某利銭借券(詳細)

金文番号
5298
和暦年月日
文保2年5月4日
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
26.3 * 43.8
紙数
1紙
差出
平□□
紙背
題未詳聖教(巻子本、心地観経を引用)
整理番号
0037
最終更新日
2015-08-02