赤岩三箇村百姓申状

御てらりやう三ケ
むらひやくしやう
かしこまて申上、
たまゝゝうへしにを
のかれ、こりやうに
た□□□□□
しに候て、つくり三丁
五反のしゆしおをろ
されまいらせ候て、かうさく
つかまつるへく候、二ケねん
むそくにハなたれ
たへはてゝ候、御てらの
御あわれミよりほかわ
たのかた候ハす、しかるへくハ
御あわれミをかふり、
あんとのおもひをなすへく候、
つゝして御しやう、


為貞顕廻向文案(折紙)(六一三八/九三紙背)
(前欠)

位究四品之崇班、
官【途】被匠作之重職、
務 執権〈/初秋〉
正安二年之孟春〈ニハ〉備当家、
  一流之□□〔光耀ヵ〕、初秋〈ニハ〉
乾元初元蒙帝都鎮護
  之嘉号、
正和第四之賀歴【初秋〈ニハ〉】加関東後
 □之、
今又正中第三之
相当今年今月之嘉運、
掌天下政務之執権、
天爵人爵共究之、
勅恩神恩等蒙之、
  世以仰権勢威徳之貴、
  人以仰廉直清□之直、
則乞、
遠多生【雖酬】曠劫、具戒恵業、
 修之、□□〔年ヵ〕
近依先老聖宗□在生愍、
 □□
□恩厚大地、
此恵深蒼浜、
 積年難酬、
 経劫難報〈ト〉
   思食〈ニ〉依テ

先人有思食之子細、
 依有被御覧之処、
  □□□□□、
  察臣不如君、
永仁正和之嘉暦歟、
超越阿兄三人之甲次、
受〈御シカハ〉当代一流之家督、
 人以謬甲次之逆次、
 世以頻継【トシトシ】末子之家業、
誉田天皇○【超】越阿兄三人、
 受仲哀天皇之御譲、
清和聖代越兄三人之甲次、
 受天人渇仰之誉、

赤岩三箇村百姓申状(詳細)

金文番号
5372
和暦年月日
(南北朝時代カ月日未詳)
成立
南北朝時代
形状
折紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.4 * 45.5
紙数
1紙
紙背
「為貞顕廻向文案」(釼阿筆)
整理番号
0093
最終更新日
2015-08-02