益性法親王書状

連々申候間、極楽寺へハ  今度不申候、指事候て
  下部と下候間、一度も
  未申由承候間、御辺
  一人令申候、別賀なとへも不申候、
  何事も追委可申候、
上洛之後献状候了、
未参着哉、不審候也、
抑御札悦入候、三ヶ度
到来候了、〈一度者大覚寺長老殿、/二度者嵯峨候禅寺僧宗達持参、〉
多年之往事、被思出候、
当時大覚寺別院
諸仏院〈ニ〉住候、帰洛候後ハ
帰旅毎事殊尽作法候、
有助法印令上洛以受法之

益性法親王書状(詳細)

金文番号
2116
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
34.0 * 52.2
紙数
1紙
紙背
題未詳聖教(綴葉装、真言関係)
整理番号
0339
最終更新日
2019/12/7