益性法親王書状

不候之間、さ様事も不承、  御辺忍て〈ハ〉くるしからぬなと
  承候し儀も不候也、如法
  木聖に成すまして候、人
  目ハかりの大袈裟此養
  候、相構々々真実正律儀として、
  生前一大事祈念して
  給候へく候、失本意候らん、
  真実御辺止庵室なとにも
  可閉籠候、
一 以一駄類金給了、凌
  嶮岨御志、以外中絶
  無心本程にて候、牛の物
  を猶受候ハヽ、いかなる斗を
  受候ハんすらんと、あなをそろしと覚候、

益性法親王書状(詳細)

金文番号
2141
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
33.6 * 52.4
紙数
1紙
紙背
題未詳聖教(綴葉装)
整理番号
0364
最終更新日
2019/12/7