金沢貞顕書状

注文一通給候了、さしちかひて、前に  関東にて官途所望事承候了、無勿  躰候、此注文を長崎左衛門入道(円喜・高綱)に見せ
  候て、返事のやうにしたかひて、官途
  執筆宮内少輔高親(摂津)か方へわたす
  へく候、
一、御所(守邦親王)の相州(赤橋守時)へ入御事、可為来廿二日之旨
  承候、貞冬(金沢)可供奉之由、自小侍所被相触
  候、当時造作最中候、可有御同宿云々、
  あなかしく、
        (元徳二年)二月十九日

(ウハ書)
「(切封墨引)」
(異筆)「□(元)徳二二廿九、芝三郎

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
419
和暦年月日
(元徳2年)2月7日月29日
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙)
欠損
前欠
料紙
楮紙
紙数
1紙
紙背
『受者引入作法〈廿一枚之内〉』(釼允筆、折紙、一紙完結)
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
0716-2
遺文
鎌30909
神奈川県史
2828
最終更新日
2020-01-16