賢云書状

当関所下向之後、依無差事不申入候、頗其恐不少候、抑来十七日故長老御仏事之由、承
候間、尤可参入候処に、当役中候間、
無其儀候之条、其実々々非本意候、
彼御仏事御計会、併奉察候也、
雖乏少候、用途一結令進候、闕少之
間、其憚不少候、只表懇志計候也、
尚々不参入之条、其恐無申計候、
恐惶謹言、
  十月廿六日  比丘賢云(花押)
 進上 称名寺侍者御中

賢云書状

金文番号
1190
和暦年月日
(年未詳)10月26日
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.5 x 横49.5
紙数
一紙
差出
比丘賢云(花押)
宛所
称名寺侍者御中
紙背
(上)湛睿筆聖教(真言関係、折本)、(下)湛睿筆聖教(真言関係、折本)
整理番号
1057
神奈川県史
3425
最終更新日
2022-05-14