杲照書状

(前欠)    □自他不申通候、委細此使者示給候者畏入候、一 御上洛御事、尤本望候、為貴寺敷地等、為
  当郷(軽海郷ヵ)御相博、旁大切御事候哉、如今者、当郷
  上古こそ候へ、指無御権威も候、不残諸方
  よりなふまれ候ては、僧俗御代 官何も不可叶
  候哉、只東方近辺之二百許所に、御相博は、
  可為大切候也、永代御興 隆に、一度の御上洛
  庶幾申候、何様さ様にも候はんには、当年々
  貢ハ、於京都可立御用候哉、今度可承御
  左右候、可用意候、毎事俄事候間、省略
  仕候、以此趣可令洩披露給候

杲照書状(詳細)

金文番号
1290
和暦年月日
(年未詳)10月26日
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦30.1 x 横37.1
紙数
一紙
差出
小比丘杲照
宛所
了乗御房
紙背
湛睿稿本(巻子本、華厳・起信論関係)
整理番号
1102
神奈川県史
3458
最終更新日
2022-06-01