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国宝 金沢文庫文書データベース
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久珍書状
諷誦并不動進上之候、此本尊者、先年道照長老住山之時、覚薗寺炎上、数
百体絵像〈を〉箱一合被入候き、
一体も不残、皆以灰燼と成候しか、
此本尊一体、自灰中求出
候、自堀池僧正以来、累葉相
承本尊候之間、殊更為彼御
菩提、奉致供養候、兼又
自京都真如房方、寺物とし
被申沙汰事候者、八貫文可替申
之由、或人令申候、若左様事候者、
真如房方への御状一通、可賜此使者候、
今日京都へ罷立者候之間、言付
可上候、若候者熊切入道方へ可沙汰
渡之由、御状〈ニ〉可被遊候、真如房御返事、
随左右、急速可沙汰進候、此所労 未得少減候、御仏事ニ不可参候之条
返々歎入候、湯治事も、旁難儀之
子細候之間、不思立候、連々預御訪
之条、畏入候之由、可有御披露候、
恐惶謹言、
十一月十日 久珍(花押)
侍者御中
久珍書状(詳細)
金文番号
1046
和暦年月日
(年未詳)11月10日
成立
鎌倉~南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 28.6 28.6 x 横 37.6 37.4
紙数
二紙
差出
久珍(花押)
宛所
侍者御中
紙背
(一)(二)湛睿稿本(袋綴、華厳・起信論関係)
整理番号
1119
遺文
鎌22624
神奈川県史
1536
最終更新日
2021-08-02
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