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国宝 金沢文庫文書データベース
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了證書状
しんせう房のくたりの御文、たしかに見まいらせて候、
なによりも御ひさうのもの
にて候けるに、わん給はりて候
御事、御かたしけなく
よろこひをほえさせをは
しまして候、このひんに
うけ給はりて候し、たい
したうよりくたさせ
給て候なる仏く、とりにまいらせ候、
はうしやうゑにのほり候人に、
申あつらへて候、よくゝゝ御
したゝめわたらせをはしまし
候て、給はり候へく候、これはそうし
にわたらせ給候せうみちの御房
と申候そうのかたへまいらせ候、
いかさまにも、二くにて候けに候か、
へちにしたゝめられて候 やらん、一はこに入て候やらん
もし二にはしいりて候はゝ、
せうみちの御房と申候はんか
事にて候、たとひ二候とも、
二なからそ、くたり候はんすらんと、
おほえ候、いつれもをなし人に、
申つけて候時にとおほえ候、
このよしを申させ給へく候、
九月四日
(ウハ書)
「(切封墨引) かねさはの御寺へ
明忍御房御方
申させ給へ 〈三村尼寺より〉了証」
了證書状(詳細)
金文番号
2285
和暦年月日
(年未詳)9月4日
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
31.7 31.5 * 50.3 51.0
紙数
2紙
紙背
(一)『秘鈔口決〈本鈔第十七巻〉』(釼阿本)第八紙、(二)『薄草子口決』(釼阿本)巻八第八紙
付加情報
本紙に礼紙の礼紙に本紙の影字あり、
整理番号
1149
最終更新日
2011/11/26
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