くわん□□書状

(第1紙影字ヵ)【御はらのけのよし うけ給はり候しか、そ
 のゝちいかゝわたらせを
 はしまし候覧、御心くるしく候、
 □□□をはし
 ましく候、くわん如房
 へちに申いれたく候へ
 とも、これのは□□□
 [        ]】

す候ほとに、これをな
しく申いれ候よし
申させ申候、なをゝゝ
御はら御心くるしくおほえ
させをはしまして候、
三にんおなしく申
いれ候、このよし
申させ給候へく候、

(ウハ書)
「(切封墨引)
御□(てヵ)らの御りやう(寮)へ
    申させ給へく候     くわん□□

くわん□□書状

金文番号
1032
和暦年月日
(年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32 x 横49.8
紙数
1紙
差出
くわん□□
紙背
『相応経見聞〈私〉』(釼阿本)第1紙
付加情報
影字あり(K1032/S1161「くわん□□書状」)。
整理番号
1161
最終更新日
2022-06-01