氏名未詳書状

  返々あすは一ちやう
  にて候はんすると、
  昨日とう人おほせ候
  けるに候、ことにゝゝゝ
  御きねん候て
  給はりたく候、
  さてゝゝさかさまなるやうに候へとも、
  よく候御ふて候はゝ、
  一二くわん給はりたく候、
  しんの物かき
  候ぬへきふても候はゝ、
  申たく候、
  かやうに申候、
  あなかしくゝゝゝゝゝ
いつも御まきれの
御中にと、思まいらせ候て、
すくしまいらせ候へは、
心より他に候、さて
をそうのさたの事、
あす御せんもんたう
にて、御さた候はんするにて候、
かまへてよろこひにて
候へと、御心にかけさせをは

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2640
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.5 * 49.5
紙数
1紙
紙背
題未詳聖教(『憲口抄』か)
付加情報
影字あり(氏名未詳書状)、
整理番号
117
最終更新日
2011-11-26