氏名未詳書状
とり候はて、その かはりを、明忍の御房へ、
一ゆいまいらせて
候へは、入候ましと
おほせ事候、いかにと候はんするやらん、
さても中つかさの小輔殿の御事、
これの殿とおほしめし
あはせをはしまし候て、
なに事も申あはせまいらせ
させをはしまし候て、
まことに御したしく、
お心さしふかき
こうはいのはうへ一、たゝうかみ
一具、まいらせ候、はなのたゝうかみは、
もんをまつにと申て候へは、
思たかへ候て、ほたんにして候ほとに、
かへし候て、しなをして
まいらせ候へきよし申て候、
けふまて候つるたにも、わひ
しうおほえ候に、猶のひ候こそ、
返々わひしう候へとも、やかて
せさせ候へは、その後のひんに、
まいらせ候へく候、このはうへは、
五六のは、あまりにきたな
一ゆいまいらせて
候へは、入候ましと
おほせ事候、いかにと候はんするやらん、
さても中つかさの小輔殿の御事、
これの殿とおほしめし
あはせをはしまし候て、
なに事も申あはせまいらせ
させをはしまし候て、
まことに御したしく、
お心さしふかき
こうはいのはうへ一、たゝうかみ
一具、まいらせ候、はなのたゝうかみは、
もんをまつにと申て候へは、
思たかへ候て、ほたんにして候ほとに、
かへし候て、しなをして
まいらせ候へきよし申て候、
けふまて候つるたにも、わひ
しうおほえ候に、猶のひ候こそ、
返々わひしう候へとも、やかて
せさせ候へは、その後のひんに、
まいらせ候へく候、このはうへは、
五六のは、あまりにきたな
氏名未詳書状(詳細)
- 金文番号
- 2651
- 和暦年月日
- (年月日未詳)
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 形状
- 竪紙(本紙)
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 32.0 * 49.5
- 紙数
- 1紙
- 紙背
- 『秘鈔口決〈本鈔第九巻〉』(釼阿本)第五紙
- 付加情報
- 影字あり(仮名書状)、右端に切封の跡あり、
- 整理番号
- 1186
- 最終更新日
- 2011/11/26