氏名未詳書状
てんまなとにても候へ、
一疋ほしく候、
夫五人ほしく候、
おほし候はすこそ
心なく候へ、
わたくしに申候、
あまりにゆの
おほく候へは、かみにも
それにもあはれめさせ
候はゝやと、
思ひまいらせてこそ候へ、
わひしくてこそ候へ、
又むま人夫、
たまはり候はんすると
おほせ事候と、さえもんのもとより
申してさふらへは、うれしくこそ候へ、
ゑちうよりとりよせて候、
むまともゝ、ゆきふかくなり候ては、
かなひ候ましく候、かへして候程に
事かけて候に、返々うれしくて候、
人ののり候ぬへき一疋、又
「(切封墨引)
れんしむの御房へ あたみより」
一疋ほしく候、
夫五人ほしく候、
おほし候はすこそ
心なく候へ、
わたくしに申候、
あまりにゆの
おほく候へは、かみにも
それにもあはれめさせ
候はゝやと、
思ひまいらせてこそ候へ、
わひしくてこそ候へ、
又むま人夫、
たまはり候はんすると
おほせ事候と、さえもんのもとより
申してさふらへは、うれしくこそ候へ、
ゑちうよりとりよせて候、
むまともゝ、ゆきふかくなり候ては、
かなひ候ましく候、かへして候程に
事かけて候に、返々うれしくて候、
人ののり候ぬへき一疋、又
「(切封墨引)
れんしむの御房へ あたみより」
氏名未詳書状(詳細)
- 金文番号
- 2652
- 和暦年月日
- (鎌倉時代後期)
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 形状
- 竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 31.2 * 49.1
- 紙数
- 2紙
- 紙背
- (上)『乞戒導師作法』(釼阿本)第八紙、(下)『乞戒導師作法』(釼阿本)第五紙
- 整理番号
- 1187
- 最終更新日
- 2011-11-26