氏名未詳書状

まつなによりもゝゝゝゝゝ、
たうのつしとのゝ御よろこひ
とものめてたさ、御りやうの
まいりて候御よろこひともゝ、
まいり候て申いれて候つれは、
あきらかに、うれしく
よろこひ入まいらせて候、
さて、らそくたひ給はり候ぬ、
あまりにゝゝゝゝほしき物にて
候つるに、返々よろこひ
入まいらせ候て、うれしくこそ候へ、
このたひのめつらしく、
候て、あいし候とて、御返事もほとへ候ぬる、
おそれいりて候、
あすこそまいり候て、
よくゝゝ申まいらせ候へと、
このよしを申給へく候、
なをゝゝうれしくよろこひいりて候、
   『(切封上書)
 □□□とのへ
〈まいらせ候〉』

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2656
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.5 * 51.7
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈異尊巻三〉』(釼阿本)第五紙
付加情報
影字あり(仮名書状)、
整理番号
1191
最終更新日
2011-11-26