氏名未詳書状
昨日のひんにも申
候ハんとて、うちわすれて
さふらひける、
わろきちやを
たまハり候ハん
するにて候ける、
わろくも候へ、
かまへて、おほく
給ハり候へく候、
わさと人を
まいらせさふらふ、
まつ申候へき事を
御こひしさこそ、
申ハかりなく思まいらせ候へ、
いかゝし候て、けさんニ入候ハんとのミ思候、
くりことニ申されて、
御文からこそ
をかしく候へ、
あなかしく、
『（切封墨引）
心戒の御房御かたへ』
候ハんとて、うちわすれて
さふらひける、
わろきちやを
たまハり候ハん
するにて候ける、
わろくも候へ、
かまへて、おほく
給ハり候へく候、
わさと人を
まいらせさふらふ、
まつ申候へき事を
御こひしさこそ、
申ハかりなく思まいらせ候へ、
いかゝし候て、けさんニ入候ハんとのミ思候、
くりことニ申されて、
御文からこそ
をかしく候へ、
あなかしく、
『（切封墨引）
心戒の御房御かたへ』
氏名未詳書状（詳細）
- 金文番号
- ２６６４
- 和暦年月日
- （鎌倉時代後期）
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 形状
- 竪紙
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 32.2 * 51.0
- 紙数
- 1紙
- 紙背
- 『薄草子口決』巻十六第八紙
- 付加情報
- 影字あり、
- 整理番号
- 1201
- 最終更新日
- 2011-11-26
