氏名未詳書状

みまいらせ候なましと、  返々おりふしの
  いたはり、うたてくおほえてこそ候へ、
  又、ゆひのはれて候事も、
  はしめのはすこしよく候て、
  そはにうつり候へは、むなしく
  おほえて候、なをゝゝ、御文よろこひ入
  まいらせて候、
  このよしを申させ給へく候、
よろこひ候て、うけた
まはりまいらせ候ぬ、さやうに
御いていてわたらせ
おはしまし候らんに、この
いたはり候事候はすは、
まいり候て、わかこれうをも、

氏名未詳書状

金文番号
2687
和暦年月日
(年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.5 * 51.4
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈異尊巻三〉』(釼阿本)第四紙
付加情報
影字あり(一二九七氏名未詳書状)、
整理番号
1224
最終更新日
2011/11/27