氏名未詳書状

五日にはいらせをはしまし候はんする御事に
おもひまいらせて候に、一日
禅忍房御くしに御かさの
いてきさせをはしまして
候とうけ給はり候て、よにゝゝ
あさましくおほえさせ
をはしまして候、いかゝ
わたらせをはしまし
候らん、御おほつかなく思ひまいらせ候、

   一日草室入御候之時、
   面目無極存候、但御時
   無用意事失本意候、
   何時にても鎌倉御出之
   次、□□□入御候者可為
   本望候、抑此□□□
   恵雲房□□□に寄宿仕候て、
   可学文之由申候時、★□□□
   難得由被嘆申候、御寺

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2701
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.5 * 49.1
紙数
1紙
紙背
題未詳聖教(綴葉装、『憲口抄』か)
付加情報
影字あり(『金』二七〇一に活字化)、
整理番号
1238
最終更新日
2011/11/27