氏名未詳書状
そのゝちひさしく申うけ給はらす候ほとに、わさとも
申入たく候つるところに、この
ひんき、うれしく候て、申
まいらせ候、さてはたらに候
はゝ、さためて御いり候すらんと、
まちまいらせて候へは、のひて候ほとに、
思のほかに候、又これのちやう
らうのいたはり、いまたきらゝゝし
からす候ほとに、そなたさまへも
まいりへす候こと、心もとなく候、
曼荼羅供道具日記(折紙)(五九九五/一二四五紙背)
〈(端裏書)〉
「曼荼羅供道具日記」
曼荼羅供道具事
四面仏具、
五瓶、 (合点)三衣袋、
(合点)厥、四、
(合点)五色糸、
輪羯磨、[輪、一、羯磨、四、/八葉、七、]
灑水塗香器、
散杖、一、
杵一
(合点)念珠箱共、〈皆水請、〉
香呂箱、[(合点)皆水請、如意、/(合点)杵、檜扇、/(合点)柄香呂、一、]
(合点)三衣箱、
如意
檜扇
雨界曼荼羅、一舗、
鐃鉢、一具、
大壇、一面、[壇敷絹、一、/榊、二、灯台、四本、]
青黄赤黒仏供、[十六、]
炳香呂、二、
草座、一、
旗花幔、
(合点)地覆打敷、一、
(合点)散花籠上の絹、一、