氏名未詳書状
はやよろこひになりて
候心ちし□□□、よろこひ
入まいらせて候、なをゝゝ
御りやうにもなり候らんと
思ひまいらせ候、
よくゝゝ御申候て、給はり候へく候、
あなかしく、
このとし月けさんに入
たく候なから、さしたる
御ついても候はて、心も□□□なくて
候つるに、一□□□候て、御こゝろしつかに、
申うけ給はりて、候し御事、
返々々、よろこひ覚て候、さては
このさたの事、けさんに申
候しとおり、よくゝゝ申させ
おはしまし候て給候はゝ、よろ
こひ入まいらせ候、やかてうけ給候しと
をりに、御文をかき候て、
まいらせ候、けさんに入させ
おはしまし候て御申候へ、
かめかふち殿よりも、御文申候て、
もん所もけさむに入て候、
りやうしよは、御より□□□いより、たゝいま
御返候とて、えちこ□□□御いて候て、
御たいめん候て、こまかに御上殿の
けさんに入させをはしまし候
けると、うけ給候へは、よろこひおほえて候、
ちたのさたの事、きれ
候をこそ、まちす□□□して候つるに、
おもひのほかの事にて候へは、
とかく申はかりなく候、申
あはするかたも候はす、思ひはかり
なく候つるに、まいり候て申候、
□□□やうに御みち
やり候へは、
『(切封上書)
ちやうらう御かたへ
<申させ給へ>』
候心ちし□□□、よろこひ
入まいらせて候、なをゝゝ
御りやうにもなり候らんと
思ひまいらせ候、
よくゝゝ御申候て、給はり候へく候、
あなかしく、
このとし月けさんに入
たく候なから、さしたる
御ついても候はて、心も□□□なくて
候つるに、一□□□候て、御こゝろしつかに、
申うけ給はりて、候し御事、
返々々、よろこひ覚て候、さては
このさたの事、けさんに申
候しとおり、よくゝゝ申させ
おはしまし候て給候はゝ、よろ
こひ入まいらせ候、やかてうけ給候しと
をりに、御文をかき候て、
まいらせ候、けさんに入させ
おはしまし候て御申候へ、
かめかふち殿よりも、御文申候て、
もん所もけさむに入て候、
りやうしよは、御より□□□いより、たゝいま
御返候とて、えちこ□□□御いて候て、
御たいめん候て、こまかに御上殿の
けさんに入させをはしまし候
けると、うけ給候へは、よろこひおほえて候、
ちたのさたの事、きれ
候をこそ、まちす□□□して候つるに、
おもひのほかの事にて候へは、
とかく申はかりなく候、申
あはするかたも候はす、思ひはかり
なく候つるに、まいり候て申候、
□□□やうに御みち
やり候へは、
『(切封上書)
ちやうらう御かたへ
<申させ給へ>』
氏名未詳書状(詳細)
- 金文番号
- 2769
- 和暦年月日
- (鎌倉時代後期)
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 形状
- 竪紙(本紙・礼紙)
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 33.0 32.8 * 51.3 50.8
- 紙数
- 2紙
- 紙背
- (一)『御流/開田准后令校東山禅定□/給印信』(釼阿筆、聖教の裏紙)、(二)『血脈一巻可有之/印信/頼ー相伝/□法々親王令放行遍僧正』(釼阿筆、聖教の裏紙)
- 付加情報
- 本紙の右端に切封の跡あり、
- 整理番号
- 1306
- 最終更新日
- 2011-12-17