しん□書状
四間にて候けるとは、ゆめゝゝなき
ことにて候けると申され候、人は
城の五郎さゑもんと、又法師二人と
三きにて候けるか、人々おほく
候ことはなく候けると、よそより
人の申候へとも、よにゝゝいま見
入まいらせて候人々の、しゆほうなと
申て候をも、われゝゝとゝめ候て、
この寺の僧たちはかり一両人、
しゆほうをもせさせて候、ちと御
中のひとゝゝのことゝゝしくはし
申入候けるやらんは恐入候、
このひとはさしもたんとき人に
て候を、かゝるふてうしやと
きこしめして候こそ、めんほく
なくおかしく候、このよしを
申させ給へ、あなかしく、
『(切封墨引)
申させ給へ しん□』
ことにて候けると申され候、人は
城の五郎さゑもんと、又法師二人と
三きにて候けるか、人々おほく
候ことはなく候けると、よそより
人の申候へとも、よにゝゝいま見
入まいらせて候人々の、しゆほうなと
申て候をも、われゝゝとゝめ候て、
この寺の僧たちはかり一両人、
しゆほうをもせさせて候、ちと御
中のひとゝゝのことゝゝしくはし
申入候けるやらんは恐入候、
このひとはさしもたんとき人に
て候を、かゝるふてうしやと
きこしめして候こそ、めんほく
なくおかしく候、このよしを
申させ給へ、あなかしく、
『(切封墨引)
申させ給へ しん□』
しん□書状(詳細)
- 金文番号
- 2533
- 和暦年月日
- (鎌倉時代後期)
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 形状
- 竪紙(礼紙)
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 32.0 * 48.7
- 紙数
- 1紙
- 紙背
- 『秘鈔口決〈本鈔第十三巻末〉』(釼阿本)第二十二紙
- 付加情報
- 影字あり、
- 整理番号
- 1333
- 最終更新日
- 2011-11-28