慈性書状

さしたる御事候はて、申もいれす候に、たやゝの御かくれ候よし、うけ給はり候こそ、申はかり候、あさま
しくおほえさせ給候へ、いかに御なけ
きにも思まいらせさせおはしまし
候らんと、御心くるしく思まいらせて候、
まいり候てそ、申もいれ候へく候に、な
にと候はす、ひま候はて、御文にて申いれ候
事、かへすゝゝゝおそれおほえさせ給て候、この
よしお申させ給候へ、あなかしく、

慈性書状(詳細)

金文番号
1356
和暦年月日
(年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦31.9 x 横49.2
紙数
一紙
紙背
『秘密表白集』(釼阿本)巻六第四紙
整理番号
1429
遺文
鎌26524
神奈川県史
2114
最終更新日
2022-06-01