氏名未詳書状

  おほ□□□し□□□
  それの御なけきと、
  うけ給候へは、ことにゝゝあさましく、
  おほえさせをはしまして候、
  御りんしゆめたたき御事と
  うけ給候へは、それこそまめやかに、
  御なけきのなかの、

つねにも申入たく
候へとも、さしたる御事も候はぬ、
御文なかゝゝひんなき
心ちし候てすこし候、
かいゑんの御房の
御事、うけ給候て、まめやかに

氏名未詳書状

金文番号
2900
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.0 * 44.4
紙数
2紙
紙背
(上)『美福門院御月忌次第』第三紙(三三七凾に五紙伝存)、(下)題未詳聖教(釼阿延慶二年六月書写本)
整理番号
1441
最終更新日
2011/12/30