氏名未詳書状

めてたく覚させをはしまして候へ、
心のうちをふてに
まいらせ候ほとに、む月のついたちころ
申入候心ちしてをかしく候、
猶々、これか又袖にはおき所候はて、
つくゝゝまほしくて候よしを
申させをはしまし候へく候、
猶々、たまはり候ぬる、御かたしけなう候て、
よくゝゝ御ひろう候へく候、あなかしく、
   『(切封上書)
    御返こと□□□』

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2915
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.9 * 50.8
紙数
2紙
紙背
(上)『中/曼荼羅供表白〈等 西大寺興正菩薩十三年〉』(折本、声明)第一紙、(下)『終/供養法〈曼タラ供〉』(折本)第一紙
整理番号
1456
最終更新日
2011-11-29