氏名未詳書状

  御事にて、
  さいけしゆけ御なけき
  をしはかりまいらせ候て、
  わさとも申入候はん、
  する心ちし候なから、
  程の□□□心もとなさに、
  申入まいらせ候、
  このよしを申させ給へ、あなかしく、
下候てのち、申
入たく候なから、さした
る御事も候はぬ程に、
申さす候つるに、
戒円御房の御事承候、
誠しからぬ程に、
おとろきおほえさせを
はしまし候、年月の
御なこりと申候、よろつ御
心やすき御事にて、
わたらせおはしまし候つるに、
かはかりの御なけき、

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2924
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(上に小切紙二紙、下に切紙一紙を接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.0 * 45.4
紙数
3紙
紙背
(上ー左)『不断念仏開白導師次第〈院中/儀〉』第
三紙、(上ー右)『不断念仏開白導師次第』第十二紙(奥書あり)、(下)『神泉読経導師次第〈結願〉』第八紙
付加情報
影字あり、
整理番号
1465
最終更新日
2013-12-19