氏名未詳書状

をしとられて、/いみしき人にてをはしまし/候つれは、そせうもみち/ゆき候はす、とし月へ候ぬるか、/いまはしさい候はしと、/人々も申候時に、/六はらにて、/さたし候はんとし候か、/これの事はそんし/はなたるましき御事にて候に、/心に入てよきやうに、/とくさたし候へきよし、/少輔とのゝ御文ともの/ほしく候、申させをはしまして候て、/□こまかにつしとの入道か/もとへ、つかはさせをはしまして候はゝ、/いそきこれへはのほせ候へく候、/まつこの事、いそきおほえ候ほとに、/ひんをたつねて申候つる、/よろつ又々申候へく候、七月十八日、

氏名未詳書状

金文番号
2947
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.3 * 50.4
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈本鈔第七巻〉』(釼阿本)第三紙
整理番号
1493
最終更新日
2011/11/29