氏名未詳書状

する御事のうれしさも、いまゝてなからへ候て、   おもふやうなる御事とも、              思まいらせ候へは、返々よろこひいりて候、   又この御文みまいらせ候へは、          あまりに思やうにめてたくうれしく候て、       ゑみまけてこそ候へ、人の物にて候事も、    けにゝゝみなゝゝ心やすくし候て、           いにしへさることのあはれふしきさよと、     みなゝゝ御をしはかり、                わたらせをはしまし候て、              かやうにうけ給はり候ヘは、            あまりにをかしく、御かたしけなくこそ、        おほえさせおはしまし候へ、            又けふはまいりたく候つるに、            このかせにたのしく候て、かなひ候はす候、     かまへてゝゝゝゝ御てらへの御とも申候はんと、  いたはりいりて候、                  すこしもよく候はゝ、まいり候はん、         御いてのほと、御わたくしにつけさせ        をはしまし候へ、                    よろつ御てらへまいりて候はゝ、          申まいらせ候へく候、                返々この御文うれしく、いつしか           見まいらせて候へは、                はるのはしめのよろこひと、             御かたしけなく、                     よろこひいりまいらせて候、             あなかしく、

  『(切封上書)
    □□させ給へ 〈御返事〉』 

氏名未詳書状

金文番号
2953
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.7 * 51.0
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈異尊巻二〉』(釼阿本)第十六紙
付加情報
影字あり(一三四四氏名未詳書状)、
整理番号
1499
最終更新日
2011/11/29