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氏名未詳書状

まことに御かたしけなく
御けうくん候しに、なにゝも
いてす候事、あさましくおほえ候、
なに申につけ候ても、御たのも
しくおほえさせをはしまし候へとも、
人かすならぬありさまにて候に、
ひけし入候て、申入す候に候、
としよりの一しゆきにて候へは、
二所これへ入らせたく候、この
つねならぬありさまにて申
入す候、せめての御心さしに、
人々に一日きやうかゝせまいらせ候、
いしゝゝせさせまいらせ候ひんなさ、
□□□さやうに

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2954
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
31.6 * 45.3
紙数
2紙
紙背
(上)『宮高野御参詣次第〈三所御参儀/寿永三年〉』第十紙、(下)『東寺御影供長者用意〈未再治〉』第十二紙
付加情報
影字あり(氏名未詳書状、『金』未収)、
整理番号
1500
最終更新日
2011-11-29