氏名未詳書状

身にて候ほとに、かなはす候事、
いまさら心うくおほえてこそ候へ、
猶々いのち候て、この御下
まちつけまいらせ候て、
あまりにゝゝゝゝうれしく候つる事も、
たゝ御くたり候はぬ御事のみ、
ほいなくおほえさせをはしまして
こそ候へ、秋はのほり候らんと、
思て候へは、かまへてまつそれへまいり候て、
京へものほり候はんなと、あらまし候て、
いのちはしり候はす、それを□□□して
こそ候へ、せん光寺へも御まいり候へかし、
ついてもいかにうれしく
候らんと、おほえ候て、猶々この
御なこりとも、あまりにゝゝ、
かなしうおほえさせをはし
ましてこそ候へ、なにもはゝ御前
の御ゆつり状まいらせ候、
□□□の田たうし
わつらひ候て、正たいなく候、それならす、みな
わつらはしき事候て、
あさましく候、このやうは、              ほうけんの御房のほり候へは、
かたり給候へく候
あまりにまきれ候て
いかにと申候へく候やらん
あなかしく
『(切封墨引)
□□□房の
    □□□□』

氏名未詳書状

金文番号
2962
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
30.8 * 48.8
紙数
1紙
紙背
題未詳聖教(折本、上下同筆、一二六九と同筆、同一本とみられる)
整理番号
1509
最終更新日
2011/11/30