氏名未詳書状

いたはしく候て、あちこち
たつね候か、みな人々もさし
あひなと申候、思ひかけぬ
事にて候へとも、おほかた殿の
御わたり所、きやうしのやつに
さふらふよしうけ給はり候、
としの中正月はかり、
かし給はり候はん御事、いかゝ候へき、
くるしからぬやうにて候はゝ、
□□□入せまいらせさせをはしまし候て、

おはしまして御らん候へ、又
ふたかりなとし候て、
かなふましく候はゝ、なをゝゝきこしめし候て、
御申候へく候、右近大夫は
はせのしたに候つるも、
廿九日の火にやけて候ほとに、
一かたならぬ心くるしさにて
こそ候へ、人めもないも
はからぬ心ちして候、
□□□なく候て候、あなかしく
   『(切封墨引)』

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2978
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.2 * 49.7
紙数
2紙
紙背
(上)『院尊勝陀羅尼供養導師次第』第七紙(識語あり)、(下)『法金剛院理趣三昧開白導師次第』第二紙
整理番号
1527
最終更新日
2011-11-30