氏名未詳書状

  まいらせ候、
  いかゝおほしめされ候らん、
  □□□しう見まいらせ候たひ、
  □□□も思ひてまいらせてわひしく候、
  □□□んきの御文
  なに事□□□
  はすとも、つね□□□
  うけ給候へく候□□□
  しん如御房□□□
  ほん□□□
  ゑんけうの御房の
  おほせ事候事を、
  ことゝゝくたかへて
  くたされて候へは、
  あまりにうたてしくおほえて候、
  □いゝゝにきこしめして候、
  □やけなくそおほしめ
  □れ候らん、そのきは
  □やゝゝ候はす候、
  あなかしく、
のり事まいらせ候しは、まいり
て候けるやらん、たうしははせの
ゑんけふの御房は、まこと六はらと
□□□よはせ給候、いつかけんさんに
入まいらせ候御事にて候へき、
わかこせんにつきまいらせて、にんわ
しに候へきよし、きこゑ候へは、
たうしはにんわしに候、きやう
をたにも、いかにとしてか、み候へき
と思ひ候しに、せめて六はらに、

□しき心ちにて候、
としよりたるをや、又おさなくより
みそたてまいらせて候わかこせんの、きやう
に御わたり候へは、そせうしてつきまいらせて
候へは、いまわくたらぬ事にてや候はん
すらん、いまさらこいしく思ひやられ候、
ゑんけふの御房に申うけ給候はかり、
ちとうれしく候、御いたはりとや
らんうけたまはり候しかは、よにゝゝ
御心もとなく思ひまいらせて候、としに
したかいては、えんけふの御房もいた
はらせ給事のみ候へは、それのみ心くる
しく候、みし人はやみしぬこと
とのみうけ給候へは、あまりあちきなく
みまいらせぬ御事にてや候はんと、
 『(上書)たしかにゝゝゝゝつけまいらせてたひ候へ』

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
2981
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙、礼紙とも切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.0 31.9 * 44.6 44.5
紙数
4紙
紙背
(本紙上)『不断念佛結願導師次第』第四紙(三三七凾に三紙伝存)、(本紙下)『皇后宮一品経供養〈三條宮/御追善〉』第四紙、(礼紙上)『不断念佛結願導師次第〈院中/儀〉』第一紙、(礼紙下)『皇后宮一品経供養〈三条宮/御追善〉』第五紙
付加情報
礼紙に影字あり(某願文、『金』未収)、
整理番号
1530
最終更新日
2012-01-07