淳憲書状案

(端書)「石山法印長能法印状〈以折紙注置了、〉在判」
大弐阿闍梨御房御座候者、可令申候之処、未御上洛
候之由承之候、無左右献上愚状候、
為恐不少候、抑為仏法
祈請、来十八日、点一日之由、造立等身大黒天神
可奉安置当寺食堂事、而此天形像事、儀軌記録等
異説多候歟、付何説奉造候とも不存知候、
所詮任先徳御候、可奉造候歟とて、伝教大師
御候叡山御本尊尋申候へは、今所令進候了、
紙形少も不相違候、此紙形者平等院僧正
御房紙形とて、自幸円法□〈湛慶法印/弟子〉許給之候、
雖然又本尊般若寺等御体何様御座候覧、

淳憲書状案(詳細)

金文番号
1526
和暦年月日
(年未詳)10月11日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦30.5 x 横45.8
紙数
一紙
紙背
なし
整理番号
1545
最終更新日
2022-06-01