直時書状

御計候て、御料簡候はゝ、恐悦存候、何にても、当季にかなひ候はんこそ
大切に候へとも、たうき(当季)の
草花は、たれゝゝも本走
候はんすらんと存候間、めつらしく候
はん物を、御はからひ候へく候、
何いり候はんする物をは承
候て、可進候、心事期面謁候、
恐々謹言、
  四月五日  直時(花押)

(切封ウハ書)
「(墨引)
 [    ]   直時」

直時書状(詳細)

金文番号
740
和暦年月日
(年未詳)4月5日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦25.7 x 横35.2
紙数
1紙
差出
直時(花押)
紙背
なし(袋綴の聖教の一紙)
整理番号
1555
最終更新日
2020-11-05