賢寥書状

三田郷の事申させ給はす候
つるほとは、さりともとたのも
しくに候て存候つるに、さや
うにさまゝゝかない候まし
きよしおほせ候なる上は、ともゝゝ
申すにをよはす候、いまは御中
に候ても、ほうこうつかまつるへ
きやうも候はねは、いとまを申
候て、いつかたへも、こしきをも
し候へく候、させるむほん
をちかい、ようちかんたう□□□

ねんくたいかん□□□
候はかりをもて、これ□□□の
ふかき御おんにかふり候まてとは
候はし、みなみからはかりと、
をもて候、しんみやうそつき
候へきやうも候はねは、ふた
けをき候へきにて候はねは、
堂人におほせつけられ候へ
きよしを、申させ給へく候、

賢寥書状

金文番号
3004
和暦年月日
(南北朝時代)
成立
南北朝時代
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
26.3 26.4 * 37.1 37.4
紙数
1紙
紙背
なし(袋綴、一五五〇~一五五二・一五六九に虫喰一致)
整理番号
1572
最終更新日
2011/11/30