覚俊書状

ふくろは□(綱ヵ)我にて候、こなたさまへも、御入候へきやらん、よにゝゝ、うけ給たく
思まいらせ候、又よに申あけ
まいらせたき事のみ候へとも、
あはれゝゝゝ、仏名のころ、
こなたさまへも、御入候へかしと
こそ思まいらせ候へ、さては
心つきなき申状にて
候へとも、こそうつのみやに
候し坊の二王の、よにありかたく
わたらせ給候へく候程に、御くたしたく
□候、もしよきあふきはし
候はゝ、一二ほん御たつね候て候はゝ、
畏入候、何事も々々ゝ、よにゝゝ
御けさんに入まいらせ
申たくこそ候へ、恐々謹言、
  十一

覚俊書状

金文番号
1007
和暦年月日
(年未詳)11月28日
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦26.2 x 横36.7
紙数
1紙
差出
覚俊
宛所
賢寥御房(煕允・什尊)
紙背
題未詳聖教(綴葉装)
整理番号
1590
遺文
南・関5042
神奈川県史
4000
最終更新日
2020-12-22