静恵書状

(前欠)  これか不合候上は、京都にては殊に  殊勝候ぬと、安立仕候、子細之条、
  注文を御覧あるへく候、
一、京都にて此大夫法眼か上なく候、
  絵師は候はす候、其上両三人相尋候
  処、余人はこれよりもおとり候上、
  代目等をも、如仰注文申候間、旁々、
  此法眼はよく候ぬと存候て、子細に尋
  申定候て、令申入候、此法眼は
  唐絵等に、京都にて名誉人候也、
  為御障子、可有便宜候歟、何事も々々ゝ
  京中御用事は、万事承候て、沙汰
  仕候へく候、只々、仏具につき候て、相構々々、
  不

静恵書状

金文番号
1605
和暦年月日
(年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙のうちの一紙、切紙二紙を上下に接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32 x 横48.6
紙数
一紙
紙背
(上)『理趣三昧開白導師次第』第七紙、(下)『十種供養次第』第六紙
付加情報
影字あり、K1605・1606・1604/S1663~S1665は一連の文書か、
整理番号
1663
遺文
鎌22737
神奈川県史
1547
最終更新日
2022-06-01