静恵書状

(前欠)  右事可申承候、□□□  及候、御寺もいかゝ□□□
  塔頭辺も山□□□□
  歎入候々々々、便宜□□□
一、愚身四月十六日より三十六日□、
  病にとりふせられ候て、于今両
  眼もつやゝゝ不如本候、同書写事も、
  空罷過候了、
一、《小僧》上洛之時に、法如御房観音経事を
  仰候し、便宜に用途を給候へく候、
  上中下分を沙汰仕候へく候、事々
  期御上洛候、恐惶謹言、
  十一月八日  沙門静恵〈状〉(花押)

静恵書状(詳細)

金文番号
1604
和暦年月日
(年未詳)11月8日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(上に小切紙二紙、下に小切紙二紙を接続)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.1 x 横48.8
紙数
一紙
紙背
(上右)題未詳聖教(釼阿延慶二年六月書写本)、(上左)『公家孔雀経御読経導師次第〈一日/儀〉』第一紙、(下右)『公家孔雀経御読経導師次第〈一日/儀〉』第十紙、(下左)題未詳聖教(釼阿延慶二年六月書写本)
付加情報
影字あり、
整理番号
1665
遺文
鎌22735
神奈川県史
1545
最終更新日
2022-06-01