氏名未詳書状

外に一結を□□□、先年如仰
此用途を同此便宜に可進
候へとも、折節不持合候之間
不進候、此仏具も早々せさせ
給候て、給はりたう候、可然者
兼二貫文は候らんと存候、其上
◦〈金剛〉盤の用途は、先此銭の内を
もて、をさめ給へく候、但此仏
具の用途は、春之比皆可進候、
何事も御心得候て、御計
候はゝ可然事に存候、
又、髪刺一手慥給候了、
かつ被知食候しことく、
ゐ中のならい如是者
□ら□り給候へく候は難尋候、

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
3065
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(礼紙のうちの一紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
27.3 * 40.4
紙数
1紙
紙背
釼阿筆聖教(折紙、真言関係)
整理番号
1698
最終更新日
2011-11-30