諼心書状

又二くわん五百文  ようとうの  事も、いつ
  まてまち
  候へき、心へす候、
ひんき令悦
候て申候、よう
とうの事おほ
やけの御さた
にても候へ、とくゝゝ
申さたあるへく候、
今月すき候て、
状を人のかた
まいらせへく候よし、
ようとうぬし
申され候へは、
なんきに候、
□んせう房の
□わたり候をり、
□□ちやり候へく候、
いまゝてまち申
候て、とかくなり
ゆき候はん事、
むねんに候、この
よしを、まんと
ころへも申
候へく候、謹言、
  十一月九日 ?心(花押)
 山口御百姓中へ

諼心書状

金文番号
1035
和暦年月日
(年未詳)11月9日
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
折紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦27.7 x 横38.5
紙数
1紙
差出
諼心(花押)
宛所
山口御百姓中
紙背
なし
整理番号
1742
遺文
南・関5018
神奈川県史
4703
最終更新日
2020-12-22