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この十二月ふんのさうせちは、にわせの十郎とのゝ御さた
にて候、入とかふん御
□□へきり給はるへき
御文ひとつ給はり
候て、にわせ殿へつけ
候へく候、又けさんに
つけて申候し、
まんところのふき
やう、やへの二郎大郎
とのと申候人候、
入とかたいせちに
おもふ人にて候、
しかる人に候はゝ、
入とはふんこのやへ
の二郎大郎の
ふんなし、後をん
に、御文を給はり
候て、にわせとのゑ、つ
け候へく候、くはしくは
けさんの時、申うけ
給はるへく候、
恐惶謹言、
  十二月九日  さいれん(花押)
 とのおかの又大郎入道殿

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金文番号
1334
和暦年月日
(年未詳)12月9日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
折紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦28.3 x 横42.6
紙数
一紙
紙背
『玄釈』(戒円本)
整理番号
1763
最終更新日
2022-06-01