道有書状

まいり候て、このをそ                               れわ申入候へく候、                               こよしを御ひろ                                  う候はゝ、しかるへく候、                                恐惶謹言、  六月十八日  実阿(花押)

(ウハ書)
「(切封墨引)                                    御返事        実阿状」

候け□□□
申候由、彼禅尼申候、
同蓮花申給候て、
立花にしたき
よし申され候、又、
自分にも、少々、預御
恩候者畏入候、今五
六日程に、必々、令参、
老僧にも可入見参候、
事々期面、恐々謹言、
  六月廿七日        道有(花押)
 明忍□□□

道有書状(詳細)

金文番号
1988
和暦年月日
(年未詳)6月27日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.1 * 49.7
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈本鈔第九巻〉』(釼阿本)第二十一紙
整理番号
1765
最終更新日
2021/9/22