湛睿書状

□□□可有御秘計候、印西事は未道行候、一 軽海へ差下浄教候、地下事大小巨□□□
  奉申合候、一時已上随御命候、又可申
  □□□入之旨申食候了、覚禅房可被
下□□□
  □□□申候、聊被申所存候、其又□□□
  □□□間、今度者、先此仁許令差下候、
  □□□申候、〇【可被尋聞食候、】若圓林房已参り候、

  当寺の者無一人事、無其儀候
  上へ、此仁多年所務候、地下案内□
  □□□間、令差進候、何事にて[惣様部と衆みて]候と□
  一方代官被仰付候と申て候□
  □□此意可有御口入候、坊主御方□
  □□□存候、但此等事、能々御談候て、□
  □□□□□御計候、遠所にては一向無案□
  □□□辺を令申

  □沙汰候、此法
  又卯月廿日御状、五月十八日到来候、前
  亡魂等御追善令行如法写経候、実目出
  候、付其候者、坊主御風気事驚入候、
  如承候者、数日御事候覧、返々無心本□、
  雖然、今は定御平癒候歟、即捧愚状□、
一 久慈西へ替用途事、両度まて遣使て、
  雖令催促候、于今無沙汰候□、
  後度之使者は不尋逢事、圓順□
  上洛之便宜、令申候き、但其後彼仁如本
  在国之由承候之間、今月五日重遣状□、
  未聞其左右候、如今者、大旨は無正躰候、
  但今度は大楽寺僧下向候間、分明に可□
  事躰候、若委細候者、重可申候、
一 上代事、本主等さやうに申候覧、今度
  被寄置横訴候者、不云是非加対治
  可打渡之由、厳密御教書可被申成□、
  又山口事はいか□も不□頭殿の避状、

湛睿書状(詳細)

金文番号
1873
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(縦切紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
24.6 * 16.1
紙数
1紙
紙背
湛睿稿本(袋綴、華厳・起信論関係)
連続情報
三紙一通、
整理番号
1778
神奈川県史
3808
最終更新日
2021/9/22