氏名未詳書状

  かたゝゝに、いてほけきやうなん
  をもよみ候ぬへく候かとてこそ
  申候へ、きやうしのやつなんと
  にもいて、このてらのたちなを
  り候はんにしたかひて、
  かへりまいり候はんため□□□
  こそ、物よみたる人一人
  はなかしとは申
  候へとも、てらのやうにしたかひ
  候へし人、ちらせ
  給候はさらんには、
  なにしに
  かのほり候へ
  き人、あまた
  よらせ給へきにて
  候はゝ、そし
  ならてはものゝようにもあはて、
  いて候はん事の
  □□□た□□□ましさにこそ申候へ、
  人ちるともせうゝゝものこらせ給
  候はゝとおほせ候はゝ、候はんすらん、
  又をやなんとも
  ありとて、のほれとおほせ候
  はゝ、のほり候はんすらん、
  いかやうにも人々の
  御はからひにしたかひ
  候へく候、あなかしく六月一日申候、
御はちのこまいらせ候、よにつをうに
したゝめて候とこそ申され候へ、
さては御はつらひのよくならせ給て
御わたり候はん事、返々よろこひいり
ておほえ候、いくほともなくてなかゝゝ候
はし、やませ給候て人の御わつらひとやならせ
おはしまし候はんすらんと、心くるしく
なけきおほえて候しに、大事もわたらせ給
候はぬ事、よにゝゝありかたく候、をうさはの
人々も、なのめならす、よろ
こひおほせられ候て
候へは、かまくらの事は、たうちひんなくて、
のほりたち申事つやゝゝ候はす、
てらに人のをゝくて、せしゆの
御ためのわつらひに、

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
3126
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
29.0 * 43.8
紙数
1紙
紙背
なし
付加情報
右端に切封の跡らしきものあり、
整理番号
1801
最終更新日
2011-11-30