氏名未詳書状

  又人々はちりもせさせおはし
  ましく、これにいてしゝきなん
  とも、しつへきみのありさ
  まにても候はす、をうさはなん
  とも、まことにたとゝゝしく候、
  あかこせんもなにかゝりて
  そ、御わたり候へは、思やう
  ならぬ事にて候へは、一日
  もうちたのむへき
  やうにて候はす、心なく
  候ぬへく候、なによりも
  この四五ねんかあいた、
  なけきゝゝゝてあゝたく候
  ゑんにて、これまてちかつ
  きて候に、なゝのいみしさに
  思かくるへきにても候は
  す候、そ□□□をんに人々わたらせ
  給候はゝ、み一人のよろこひとこそ思候へ、
  てらのさはかしく候は、たゝ
  一人のみの□□□とおほえて候、
  はちふくろ候はゝたつね
  くして□□□ぬはせ
  まいらせ候はんすると
  おほせ候へはまいらせ候、
  あなかしく、又々申候ぬへし、
御文たしかに給はり候ぬ、さては
六月一日何事もこまかにゝゝゝゝ申候し
御はちのこも、そのひんにしたゝめて
候しを、つけへて候しを、このひんに
まいらせ候、てつも□くて六ひかせて候、
いそくひんにて候へは、をうさはへも申
候はす、なによりもいたはりのよくとならせ
給て候事をこそ、よろこひておほせら
れ候へ、かまくらの事は、さしてのほりたき
事候はす、人々まいらせ給候はすは、なにと
てかのほり候へき、は□のためもわひしめ
まいらせ候はん事も□□しく候へは、いそく
へき事なく候、□□のいたはしさこまかに
こそ申候へ、なに□□□よます候、ほけきやうを
たによます候へは、□□いけもつゝましく候
か、人の々ゝちらせ給□□□にて候しかはこそ
申て候へ、さて□□□のゝきれは六しやく候、

氏名未詳書状(詳細)

金文番号
3127
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
29.0 * 43.9
紙数
1紙
紙背
なし(綴葉装の一紙)
整理番号
1802
最終更新日
2011-11-30