尋現書状

たまゝゝの御ようにて候に、いまゝてしいたしまいらせす候御事、よにゝゝわひしくおほえさせをはし
まして候、又、御こそてもひなをり
候て、これよりとりに人をまいらせて候
へく候、この□□申候し
やうに、御したゝめ候て給はり
候つるに、とりをとしや候こそ、をか
しく候へ、いかにこらんしをき
候はんと、はつかしをかしく候に候、
又、まいり候てよろつ申いれ
候へく候、そのやうを申させ給へ、
 謹上 みやうにんの御房の御かたへ
     申させ給へ 尋現

尋現書状

金文番号
1716
和暦年月日
(年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦26.8 x 横38.6
紙数
一紙
差出
尋現
紙背
『即身義抄出』(背折、釼阿筆)
整理番号
1807
最終更新日
2022-06-01