実有書状

□(誠ヵ)久不申承候処、御音信返々悦入候、抑承候光明真言間事、為一身御返事□□(中ヵ)に候はぬ間、和上の門徒達に申
合候へは、評定候て、御返事可申とて
□(候ヵ)者、去年光明真言事、非時者
不可住之事にて候之間、以前被勤
□(候ヵ)し体は、皆依被退散候、光明真言
□に退転候了、今年二月彼岸より
□候ては、御沙汰ニテ勤仕候へき事にて
□(こヵ)そ候へ、加様候し上者、去年の
□(供)米いまた御勤仕も候ハぬ時ニ、其へ
まいり候はんする事も候まし、又以
前被勤仕て候人々々すてゝのかれ
□ぬる間、供料をも不被取

実有書状

金文番号
1361
和暦年月日
(年未詳)2月2日
成立
南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 27.6 27.6 x 横 38.2 38.6
紙数
二紙
差出
実有
紙背
湛睿稿本(袋綴、華厳・起信論関係)
付加情報
右端に切封の跡あり、
整理番号
3515
神奈川県史
4434
最終更新日
2022-06-01