一乗書状

令申候て、何様にも宜様に、可預御計候、こしなとにて候はゝ、中にふしなからにても、
まいりたく候へとも、これにては、
さ様の方便も難得無極候、
又十痊大補湯拝領候之条、
御芳恩之至、不知所謝候、
心事期後信候、恐惶謹言、
  七月廿一日 一乗
 御返事


(切封ウハ書)
「(墨引)
 東禅寺〈御報〉   一乗」

一乗書状(詳細)

金文番号
848
和暦年月日
(年未詳)7月20日
成立
鎌倉時代後期~南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦26.1 x 横36.6
紙数
1紙
差出
一乗
宛所
東禅寺〈御報〉
紙背
湛睿稿本(袋綴、華厳・起信論関係)
整理番号
3541
遺文
南・関4866
神奈川県史
3819
最終更新日
2021-01-06