覚恵書状

一、ちとう(地頭)のとりあし(鳥足)せめあつめて候  はゝ、そむつに一石五斗はかり、たむくへく候  やらん、
一、てんかいのへ(転害会)の事は、今年は不定に
  候也、
一、尊行房は京へ上て候か、としのうちは
  不定に候、かたゝゝこれのしちう(寺中)
  なけき入候、
一、ひきたかめしふなんとは、今年
  の内、いそきつけられ候はすは、いよゝゝ
  こそ年はかなうましく候、諸事
  期見参時候、恐惶謹言、
    十一月十七日  覚恵〈上〉(覚順房)
   即如御房

覚恵書状(詳細)

金文番号
997
和暦年月日
(年未詳)11月17日
成立
鎌倉時代後期~南北朝時代
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦26.5 x 横35.5
紙数
1紙
差出
覚恵〈上〉(覚順房)
宛所
即如御房
紙背
湛睿稿本(袋綴、華厳・起信論関係)
整理番号
3804
遺文
鎌25398
神奈川県史
1942
最終更新日
2020-12-22