金沢貞顕書状
造替事心被懸、三門主（延暦寺）之儀、可為 公家御沙汰、又中堂閇籠衆事、令 退散之様、懸三門主可有御沙汰由、
被申候、其趣一昨日〈廿一日〉両使経 奏聞
候了、其後無承旨候、但去廿日夜閇
籠衆等致闘諍及刃傷殺害候之間、
死人四人、自堂中取出之由其聞候也、
一、去三月六浦（武蔵国）・金沢（武蔵国）之際雷鳴并一
寸餘の大氷降事、又去月由比浜（相模国鎌倉）之
潮変面由事承候了、驚入候、雖然、世上
無為目出候、
一、弁公（顕弁）母議御免之上、彼兄弟三人息女
被召仕之由承候了、驚存候、何様之事共か
被申候、其趣一昨日〈廿一日〉両使経 奏聞
候了、其後無承旨候、但去廿日夜閇
籠衆等致闘諍及刃傷殺害候之間、
死人四人、自堂中取出之由其聞候也、
一、去三月六浦（武蔵国）・金沢（武蔵国）之際雷鳴并一
寸餘の大氷降事、又去月由比浜（相模国鎌倉）之
潮変面由事承候了、驚入候、雖然、世上
無為目出候、
一、弁公（顕弁）母議御免之上、彼兄弟三人息女
被召仕之由承候了、驚存候、何様之事共か
金沢貞顕書状
- 金文番号
- 14
- 和暦年月日
- 年未詳
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 員数
- 1通
- 形状
- 竪紙（礼紙）
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 縦34.1 x 横55.2
- 紙数
- 一紙
- 紙背
- 題未詳聖教（綴葉装）
- 付加情報
- 向山敦利筆。
- 整理番号
- 383
- 遺文
- 鎌23501
- 神奈川県史
- 1662
- 最終更新日
- 2020-01-12