金沢貞顕書状

愚息少童、去六日〈辰刻〉他界候了、墓所事、故入道殿(北条顕時)墳墓之辺、如形可
立五輪一基之由思給候、
仍貴骨付智円下之候、有
御計、云事躰、云在所之便宜、
可有御沙汰候、委旨使者可
申候、恐々謹言、
  (徳治元年)六月九日  越後守貞顕(金沢)
 明忍御房(釼阿)

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
21
和暦年月日
(徳治1年)6月9日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(切紙二紙を上下に接続)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.1 x 横49.1
紙数
1紙
差出
越後守貞顕(金沢)
宛所
明忍御房(釼阿)
紙背
(上)『南御室仏名供養法略次第〈今季/胎蔵界〉』第11紙、(下)『蓮華心院理趣三昧開白導師次第』第2紙
付加情報
倉栖兼雄筆。影字あり(K2634/S1168「氏名未詳書状」)。
整理番号
390
遺文
鎌23506
神奈川県史
1665
最終更新日
2020-01-12